3ヶ月走り切り、周りを見渡す余裕も少しだが出てきた。
見ればパーソナルスペースと呼べるような場所がない。職場には不要とも言えるがホッと一息つける場所が無いと経験上だが作業効率が落ちる。
戦場なので、体調が悪いのはもちろん調子の上がらないものが居るスペースではないと言えばそれまでだが、あまりにも無い。これに限らず人員の替えもほぼゼロ。
BCPの観点からも、あそびは持った方が良いと思う。
あるメーカーの新規事業開発者が官僚の世界、それも永田町へ出向。そんな異世界転生して持って行けたスキルは度胸くらい。起きているイベントがフィクションか、ノンフィクションかはご想像にお任せします。
3ヶ月走り切り、周りを見渡す余裕も少しだが出てきた。
見ればパーソナルスペースと呼べるような場所がない。職場には不要とも言えるがホッと一息つける場所が無いと経験上だが作業効率が落ちる。
戦場なので、体調が悪いのはもちろん調子の上がらないものが居るスペースではないと言えばそれまでだが、あまりにも無い。これに限らず人員の替えもほぼゼロ。
BCPの観点からも、あそびは持った方が良いと思う。
こう、省庁に居る時間が長いと一部の備品に生活感が出てる。
冷蔵庫である。
部署で一つ、400リットルなので結構な大きさの冷蔵庫だと思うが装備されている。(飲み物用は別にある)で、大概の使い方は次の通り。朝、コンビニで購入したサラダを入れる。お弁当を入れる。そんな使い方が主なので、ドレッシングは入っていたりする。
変わったところで、帰りに飲む缶ビールを冷やしておくなどもある。日々冷蔵庫を使っているので目につくのだが、銘柄が結構変わっている。製造業的に言えば、先入先だしがしっかりされている、あるいは回転在庫が早いというか(笑)
それより生活感があったのは、焼肉のタレである。
さすがにホットプレートは無いものの、いつ?どうやって?使うのかは今のところ不明である。しかも、ちゃんと減っている。どうなっているんだろう?
シャワールームと和室があれば、もはやここで生活しているとしか思えない・・・
インバスケットというバーチャルビジネスゲーム(wikiぺディアによる表現)がある。
管理職くらいの架空の人物になりきり、机の上に置かれた未処理案件箱(インバスケット)に次々と入ってくる案件を処理していくというものである。一般企業の場合、管理職登用試験などに使われている。
インバスケットの試験は大量の情報を読み込み、指示を次々としていく必要がある。順次解決していくのがセオリーだが、案件自体も関連があるので、遡ってみたり、併せた方が良い解決策になったりする。
内容もさることながら、昇格試験の場合、結果は将来につながるので緊張感が結構ある疲れる試験であり、二度と受けたくないという声もチラホラ。私も、もう受けたくない。
しかし、ここ官庁での仕事はまさに日々インバスケット。間違えが許されない部門でのインバスケットの大変さは想像を絶するところがあり、日々之決戦である。
最初からこなせる訳ではないので徐々にできるようになる。郷に入っては郷に従うというが、従って暫くすると人間慣れるて出来るようになる。基本、心配な項目には入っていないが、心理的あるいは性格的には嫌だなぁと思う今日この頃である。
長時間労働の対策は、ここ官庁でも喫緊の課題になっているようである。
部署内でも忙しいグループとそれほどでもないグループに分かれている。忙しいグループはいつ帰っているのか分からないくらい居続けている。多分、80時間はゆうに越えていると思う。蛇足ながら、前担当者の異動先での残業時間は休日は土日休んでいて150時間を超えたという。土日休めているのだからという声も出そうだが、驚きを通り越えて呆れてしまった。
個人的な感覚としては、管理職が働きすぎる会社は全体的に仕事が増える傾向にあるが、国の監督者である官庁がこれだと、民間への指導どころか逆に教えてもらう必要がありそうである。
とはいえ、人事担当の部署が残業削減に向けたベストプラクティス事例を集めて、広く周知する試みがされている。数多くの事例にも関わらず数ページにまとめられている。非常に簡潔にまとめられており、さすが優秀な人の集まる部門だけのことはある。・・・と思いたいのだが、簡潔すぎて参考にならないという落とし穴。
製造業の場合、カイゼン事例は同様の手順を踏めば効果が得られるくらいまで事細かに紹介するのが普通。これは自社に限らず会社を超えたカイゼン大会でも、その思想は共通。
やっている仕事が個別なので応用が利かないという言葉で片付けられてしまいそうだが、ちょっと違う気がして仕方ない。
もっとも1を聞いて10を知るような優秀さを持った人の集まりなので、その程度の簡潔な説明で分かってしまうのかもしれない。そうであれば半年後には残業が減ってQOLが上がっているはず。結果が楽しみである。
スクープされる側というのは結構ドキッとするものである。
通常企業で扱う文書には、一般(公開可能)、社外秘、グループ内秘、秘、極秘などに分けられる。取扱いも応じたものが必要だが、それ以上に注意を払うのは廃棄方法。それぞれの廃棄方法としては、普通に書類廃棄、機密文書廃棄、シュレッダーにて廃棄、即時回収などである。蛇足だが、PaperLab(セイコーエプソン製)などは、秘以上の廃棄に使われることが多いし、上手い使い方だと思う。
で、官庁の場合。一般職員の扱い情報ですら、株価などに影響を及ぼす可能性がある事を考えると企業における秘か極秘レベルだろう。いわんや秘レベルなら、新聞の記事にもなる訳である。
今回は、それが起きた模様。某経済に強い新聞社から、今年の〇〇白書の概要が分かったという記事が出た。いわゆるスクープ記事である。休日の新聞なので扱いの程度は大して高くないが、耳目を集めるには十分。
登庁して聞かされると多くの人が「えー!?」という素っ頓狂な声を上げている。仕事柄平日の新聞は隈なく目を通す人が多いものの、休日はOFFなのだろう。そして、休日明けの朝っぱらから対応に追われるのである。スクープされてしまった以上、何事もなかったのごとく大臣会見を開く準備を行うためである。なお掲載している情報からバージョンの推測ができ、ルートは絞られたが、夜中に忍び込まれて書類を持ち去られるという可能性を除き、ほぼ自部署では手の打ち用のないものばかり。再発防止は相当難しい。
記者のネタを仕入れる努力に驚くが、スクープじゃないと記事にならないというのは流石に悲しいものがある。いっそのこと記者にファンになってもらい、良質な記事に仕立ててもらう。平日はダイジェスト、休日は詳細版の記事で広く読まれるような努力を行うというのは双方メリットしかない気がするのは私だけだろうか?せっかく作ったものであれば、広く読んでもらいたいというのは自然なことだし、何より日本の現状を理解するための話題が豊富に取り上げられているのだから。
企業は人なり。
企業では人材を人財と書くほど、人を大切に(扱おうと努力)する。
真面目に働く従業員の場合、大体ネックとなるのは上司か従業員が使う道具のどちらかである。霞ヶ関の場合は、上司も優秀な人が多いので道具がネックになっていることが多い。
まず文書作成ソフトや計算ソフトのバージョンが古い。情報共有方法がメール。電話は固定。シンクライアントなのでPCの反応のテンポがズレる。無駄に覗き見防止フィルターがついて見えにくい画面。小さいサブモニター・・。一体いつの時代のオフィスだ?となる。
今どきオンライン上で共同編集なんて当たり前だし、自動でのバックアップ・レビジョン管理も当たり前。チャットでの即時決定も普通だろう。BIのツールも貧相。しかし、全て手作業。素早い決定を行うには、人を一箇所に集めて声の届く範囲で作業するのが最良となる。
なかなかテレワークが進まない訳である。
ところが、国民からの税金で仕事をしているので質素倹約というのが染みている。
これがマズイ。
道具の値段なんぞ、たかが知れている。それよりも最新のツールを与え、人の生産性を上げる方が先決である。どうも、このあたりの順序がひっくり返っている。
国の処理速度は官僚に依存するのだから、ここを強化すればどんどん良くなる。身近な例で見れば、スマホ。プロセッサやメモリが良くなると劇的に良くなるのを誰でも知っているはず。
せっかくの人財を宝の持ち腐れにしたら勿体無い。道具にはどんどん金をかけて、国処理速度上げるべきである。ただ・・・、これをうまく進めるためには国民の良心に依るところが大きいのが、本当のネックなのかもしれない。
今日は朝から忙しい。とある統計が公表されたらタイムアタック開始である。
いつもは、10時と12時、15時前に締め切りがあるのだが、今回は17時にも締め切りがあった。
締め切りまでに作成するのは、原稿である。政治家が棒読みで・・・と世間様で言う(私もそう思っていた)が、その棒読みされる原稿を作るのが、その一つ目の締め切り。
やってみると分かるが、御作法に則って時間内に作成するのは結構な労力である。
次は、原稿その2。別の大臣向けのさらに詳細な原稿になるので、長文になる。つまり、何を語るかストーリー立てている必要がある。
次の原稿その3は、大臣向けの報告資料。大臣が他の大臣に説明する資料である。駅前に立っている彼らをみるとそうは思えないが、彼らは分単位で動いている。そのため、資料は簡潔さと正確さと速報性が命。間違えが許されない。まぁ、間違えても良いが、その後の修正が大変ツライのでここで踏ん張ったほうがラクである。
最後の締め切りは、統計の報告。50ページ程度の資料を作成し、1枚にまとめ、10分程度で説明する。報告の相手は、超がついても誰も文句をつけない一流のエコノミストである上司。高々入庁数ヶ月の素人が相手になるはずもなく、これまた御作法に則った資料作成と説明で何とか形になる程度。ただ、資料作成方法については、一応のIT先進企業から来た身としての直感としては、人海戦術過ぎてダメだこりゃ〜なレベル。ではあるが、まずは慣例に則って自在に作れるようになったあとに、改善の提案である。先はまだ長い。
密かな楽しみの一つに飲み物がある。
昼の味噌汁も捨てがたいのだが、飲み物も良い。
お茶、コーヒー、ミネラルウォーターに始まり、黒烏龍茶、ジャスミンティー、麦茶、ハーブティー各種、チャイなどがある。コーヒーも日替わりのホットとアイスが準備されている。その種類は20程度とちょっとしたドリンクバーである。
もっとも、こまめには行けないので水筒に注いで、2〜3時間に1回程度の集中力を回復したいタイミングで種類を変えながら飲んでいる。
さぁ、明日のドリンクは何だろう?
毎月定まっている報告会に向けた準備を行う仕事である以上、時間に追われていることが多い。気がつくと今月もそんな日がほとんどだった。
閣議内で報告する資料作成は、どんな仕事と同様に締め切りがある。それも結構厳しい締め切り。締め切りは、閣議開催日から逆算し、チェックと印刷などから定められているが、その日を越えるまでは結構忙しい。たとえそれを越えても閣議当日に重要な情報が更新されようものなら、朝からタイムアタックである。
そうならない日は、資料の整理や情報の深掘りなど勉強の時間に充てる。
今日は、そんな勉強に充てる日。追われることの無い日は、束の間の休息にも似た嬉しい日である。毎日これだと嬉しいが、忙しいからこそ嬉しさが増すというものなのだろう。
そう、寒い日にこたつに入ってキンキンに冷えたビールを飲むような嬉しさに近いのだ。
公務員の間でも男性の育児休暇が制度となっている。
期間は1ヶ月。しばらく前までは5日だったようなので、大幅な進化。
男性の育休は民間では取る人が増えているし、出向元では結構普通のこと。多少、仕事が滞るが1ヶ月なんてあっという間。やるべきことは多いので、その部分の遅れを復帰後にリカバリーする計画を持っておけば何とかなる。とはいえ、公務員の、この仕事のサイクルだと取れる部署や人は限られているだろう。
ただ、自分や周りの経験から、育児休暇はぜひ取るべきだと思う。子供の成長は早く、二度と戻らないからである。また、お腹が空いたら朝晩構わずに泣き出す赤ちゃんを育てる大変さは男性こそ知っておくべき。仕事に逃げられるが、母親は逃げられないのだ。せめてミルクと母乳を併用して、ミルクは受け持つことにして母親が寝る時間を作ってあげるのが良いだろう。
寝るで思い出したが、子供を寝かしつけるのも一苦労なのだ。あまりに寝付かないので、抱っこしてマンションの階段を上り下りしたところ寝付いてくれた。習慣になると少しずつ距離が伸びて、近所を小1時間散歩してやっと寝るようになった。仕事が終わって一息ついた頃にそれなので結構大変だったが、振り返ってみると良い思い出。
個人的には、そういった苦労を知っているか知らないかは、その後の子育てに大きく影響する。その点からも育児休暇は優先的に取るべきだと思う。
ただ、制度としてあっても、実際に取れるかは別。つきなみだが、職場の状況にもよるし、個人のキャリアをどう考えるかにもよる。とはいえ、そのような制度が存在することは良い流れだと思う。若い子たちには、せめて恵まれた環境を整えてあげたいものである。
文書で説明することが多いのでコピー機が四六時中動いている。忙しさのバロメーターに使えそうな勢いである。
それも、普通のオフィスでは使わないような高速機が、普通のオフィス機のように置かれている。高速機は生産性が命なので、印刷指示をしたら直ぐ出てくるし、バンバンプリントされていくし、使われていない時間が少なくなるようにできているのだ。要は、一般的なオフィス機と比べると1分間に何枚という表示以上に、その生産性には差が出るのだ。
そいつが四六時中動いているのだから、出す紙の量はハンパないのだが、今回は同じ出すものでも見えない音と排気について。
機械からの音はモーターやギヤなどの機械の駆動音だったり、紙を送る際に出る衝突音(結構出るんです)、ステープル(ホッチキスのこと)をする時の音などがある。無音がベストだが、今のところで出来ないので、どれだけ小さくするかがポイントである。吸音材などは付けられているが限界があるので、耳障りな周波数を消して別な周波数にするなどの涙ぐましい努力がされている。
差別化が難しい商品になってきている今、聞いていると仕事が捗るコピー機、心地よくなるコピー機になったら購入が増えて、コピー枚数が増えて、メーカーにはいいこと尽くしになる可能性がある。ぜひ開発して欲しいものである。ハプティクスにこだわるのも良いなぁ。
あと、出すものとしては排気。出したらまずいものを止めているのだが、トナー、VOC、オゾンといったところが代表格。最近、プ◯ズマ◯ラスターとか、オゾンに何やら名称をつけて売り出しているので、今のコピー機のオゾン発生濃度程度なら、いっそのことフィルター取ってしまったら良いんじゃなかろうか?と思ってしまったが、どうせいっその事なら空気清浄機代わりになるコピー機があったら良さそうだ。
現時点でもHEPAを入れているので空気清浄機のようなもの。コピー機のメンテナンスでフィルターのメンテナンスもしてもらったら一石二鳥。オフィスに行くと健康になるという謳い文句のコピー機が出ても良さそうなのだ。
公務員の異動ピークが終わり新しい職場、役職での仕事が始まっている。
以前の担当者までの仕事を確実に引き継いで、さらに何を加え、築き上げられるか?まさに健全なるプロセスが回っている。前例踏襲というヤツである。
実際、周りの様子を見ると忙しい雰囲気がバッチリ出ている。
世界の動きに待ったは無いので、常に忙しいのが当たり前ではあるが、巨大なイベントが終わった端境期のはず。やはり異動後で皆オーバーワークしているのでは無いかと勘繰ってしまう。
ここが暇だと、日本大丈夫か?と考えてしまうが、忙しすぎて余力が無くなってしまっても変化のきざしを受け止めることができずに後手に回ってしまう可能性がある。
近年の地震や災害予知は、三振しても良いから見逃しはしないという。画期的であると思う。一方、一般的な公務員が三振は御法度だろう。むしろ見逃しのほうが自分の評価は悪くならずに済むから、どうしたってそちらに流れる。余程のことがなければクビにはならないが、昇格する機会が減ったり、面倒な部署に回ってしまったり真綿で首を締められるような評価がついてしまうのだろう。
評価者あっての仕事ではあるが国民はきまぐれ。サイレントマジョリティの把握、ノイジーマイノリティへの過剰反応防止、さらにチャレンジと成功に対しての報酬といったあたりをしっかり評価へ組み込めれば、さらに良くなっていくと思うのだが。
チカラ仕事が割と多い。
上長への説明の際に辞書のような厚みの資料を持ち運ぶといった、力そのものを必要とする仕事。
即時対応を行うために待機が要請されることからの長時間労働という、体力を必要とする仕事。
シンクタンクなので情報を短時間で収集しまとめ上げるという、知力を必要とする仕事。
他の省庁のとの協議をスムーズに進めるために不安な部分を見せないという、胆力を必要とする仕事などである。
ここに、自分の仕事範囲をしっかりと行うというナワバリ力も必要である。これを発揮するためには、傾聴力も必要となる。出された課題をしっかり把握して、自分の課題なのか、チームの課題なのか、部署の課題なのかを素早く判断して上司に報告して対応につなげる必要があるのだ。
こうやって見ると公務員に限らず、仕事の上で必要とされることが全てある。私企業が劣るわけではないのだが、致命的な失敗は除き大体はリカバリーのチャンスはもらえる。とすれば、欠けていると成り立たないのが公務員の特徴と言えそうだ。知的体育会系と一部から呼ばれるだけある。
作成した資料は、とにかくチェックが入る。
というのも、このデータを元にして新たなデータが作られていくからである。
そうなるとパソコンのモニターなど、光を発するものでのチェックは出来ないと考えるのが良い。統計的なデータは見たことがないので経験則だが、光が反射されて目に入る紙のような媒体と光を発光して目に入るテレビやスマホ画面のようなものでは、情報に対しての批判的姿勢が変わってしまうのだ。
紙の場合は批判的に内容を見ていくが、画面の場合は受け入れるのが前提で見てしまうということ。個人差はあると思うが、殊更素直に意見を聞くことができる性格なら、この傾向は顕著に出ると思われる。何といっても、私はこの点で非常に苦労しているのだ。
仕事の関係上、多重のチェックが必要である。なんせ、通常の作業では変わるはずがない場所も、原因不明で変わっていることがあるのだ。チェックは広い場所に及ぶ。
ルーティンワークの正確性と速さにおいて、人間は機械に敵わない。新しい仕組み・ルールづくりなど、機械にできない部分を担うのが人がすべき部分である。
ただ、いわゆる守・破・離のステップを踏まないとそこまで到達できないのが難しいところである。これはDXが当たり前になっても、どうにも難しい部分である。
公務員は呼吸をするが如く勉強をする。
定期的な異動が起きるので、そのさきで新たなことをどんどん覚えていく必要がある。一方で、受験戦争の勝者のようなものだから、これまでやってきた生活習慣の延長をしているだけとも言える。
いずれにせよ、必要であり、これまで慣れ親しんできた習慣でもあるようだ。
子供たちの疑問の一つに、この勉強は何に役立つのか?といったものがある。知識そのものは役に立つこともあれば役に立たないこともある。確実にいえるのは勉強する習慣そのものが大切であるということだ。
ただ、これは厄介な代物である。獲得してしまえば当たり前過ぎて忘れてしまう。獲得するまでは苦行でしかない。獲得するにも、作業のストレスから逃げるために他の作業をしながらが身に付いてしまうと、飛んでもなく効率の悪い習慣が出来てしまう。
親は心を鬼にして正していく必要があるのだが、それができるのも小学校低学年まで。それを過ぎてしまうと直すのは困難である。そこまでに便利だったり、スマホやゲームなどの脳に快楽を与える道具を制限無く与えないというのが、できる限界であろう。
正解は分からないが、失敗は分かる。失敗が分かった時には既に遅い。非常に難しい子育ての期間を上手く乗り越えた親と子のみに得られるのが公務員の切符のように見えた。
公務員には人事評価が半期に一度。能力評価が1年に1度ある。
基本は自己申告制で、評価者が自己申告を元に修正をしていく。
この辺りは企業の評価と割と近いものがある。非評価者へのマニュアルはもちろんのこと、評価される基準についてもマニュアルでしっかりと定義され、評価者がすべき評価方法や考え方も規定されている。さらに評定に対して文句を言う制度まであるので、この辺りは企業よりしっかりしている感じである。
ただ、評価項目には違いがある。
評価項目は企業風土を反映したものになるから一概には言えないものの、企業の多くはチャレンジのような項目があり、それは割と重要視されているのが普通だろう。一方で、官庁ではチャレンジに対してのウエイトは高く無いようで、むしろ企業だとあまり聞かない正確性や確実性が最上位にくる。
所変われば品変わる。イノベーティブな解を見つけるために失敗しながら試行錯誤することは、評価対象外どころか落第ということらしい。失敗は成功の母なんて考えで挑むとヤバイことになりそうだ。
国が再就職を斡旋しないという概要だけは聞いていたが、実際に目の当たりにした昨日。
とは言え、どこか本当ではないのだろうという感じがあったのだが、今日は実際に就活が始まったのを目の当たりにした。というのも、それまで個室があったのに、急にミーティングスペースでしないといけなくなっているので、嫌が応にも聞こえてしまうのだ。
やれ、◯◯大学に連絡しては、経歴を口頭説明して論文の数を聞かれたり、というのが結構続いた。結局、この日は履歴書を送ることも、直接面会も決まらず翌日以降に持ち越しになったようである。
こうなると、まさに、居させて貰っているというのが正しい表現。だがこれは、相当マズイ姿だと思う。せめて空いている会議室に、決まっていない人を集めてそこでやってもらうくらいの配慮は無かったのだろうか・・・。
収入の継続性は安定していても、体と心は常に不安定。これを乗り越えてきた先にある人にこの対応は・・・。ちょっと残念な仕組みを垣間見てしまった。
とある方が定年で退官。会社で言えば役員クラスなので、それ以上の年齢になっても仕事を続けることが多いが、公務員は60歳で退官。また、役員までならなくても最近の企業には再雇用の制度が整いつつあるので、条件次第ということになるものの会社が用意してくれる。
退官のスピーチで就職斡旋、いわゆる天下りについて触れる部分があったのだが、今はないそうです。
色々と問題となり、その影響で無くなったという概要は広く知られているところ。
しかし、そんな美味しい天下りをしているのは、ごく僅かだろうし、ほとんどが就職浪人をすることになる。しかも、年金は65歳からだろうから、5年間食いつないでいかないといけないのだ。上まで行ってしまうと、おそらく専門性が高すぎてうまくハマる場所もなさそうである。勤め上げた人のこんな最後を見せられて、公務員の働くモチベーションが下がってしまうのでは無いかと不安になった。
私の宮仕への出向が終了を迎えた。 長いようで短い2年間であった。 この貴重な体験を振り返ると、民間では決して味わうことのできない数多くの気づきが得られた。最終的な上司が大臣であるという特異な環境で、自分の作成した資料が局長に渡り、大臣が総理大臣へ報告する資料の一部となっていった...