2025年1月31日金曜日

Day306 海の向こうは異世界

 国と国の話し合いは、経済的、政治的、軍事的な力関係によって決まっていくと理解できることが重要である。

例えば、ある国が他国との貿易交渉において柔軟な姿勢を取らず、固定観念に基づいた強硬な姿勢をとることで、貿易関係が悪化したり、相互依存関係が傷ついたりするが、そうなると貿易制裁が発動して国内の経済や生活が混乱したり、ひどい場合には武力衝突に発展することがある。

まぁ、喧嘩しないのが一番である。実際日本はそうすることで、無駄なエネルギーを使わずに発展に回すことができたのである。喧嘩しないためには、力関係が拮抗しているのが良い。

しかし、国際社会において自国の意見を強行することは他国との信頼関係の損失や不信感を引き起こすことがあるのだが、このような国際関係を理解しないまま、極度に国内の理論を押し付ける傾向が見受けられる。もう少し国際関係に関心を持ち、理解することが重要だと思う。

ここの常識は、向こうでは非常識かもしれない。



2025年1月30日木曜日

Day305 影響の大きさに驚く

 宮支えをするということは、国家の最高指導者である首相やその部下である大臣とともに国民の生活を向上させるための決定を支援することが仕事となるということ。そのため、宮支えの場では多くの情報を整理し、分析し、発信することが求められる。その中には毎月報告するような経済の報告も含まれる。

この報告は政府の中でも重要なものとされており、常に正確かつ迅速な情報を提供することが求められる。この報告に関心を持っているのは政府だけではなく、世間全体からも高い関心が寄せられており、大体のニュース番組では動向について、短いものの、触れている。

このことは、国民が国家の経済状況に対して強い関心を持っていることを示している。政府は、国民の期待に応えるために、より正確かつ迅速な情報を提供することが求められていることにもなる。これらを踏まえれば、今後も毎月経済の報告を作成するという仕事に取り組んでいくことが大切であると言えよう。そんな仕事ができる場である。



2025年1月27日月曜日

Day304 もう一つの武器

 宮支えの仕事は、国民に対して公正かつ公平にサービスを提供することが求められる。そのためには、常に最新の知識やスキルを身につけ、業務を遂行するために必要な能力を磨くことが求められる。そのためには、宮支えの職員は仕事の合間を惜しんで勉強をし続けることが求められる。

宮支えの職員は、仕事に必要な法律や規則、政策などを学ぶために、定期的な研修やセミナーを受けることが求められる。また、業務に必要な技術やコンピュータースキルなども、定期的に学ぶ必要がある。これらは、業務を遂行する上で欠かせない知識やスキルであり、勉強をし続けることで得られるものだ。

このため、各省庁では豊富な教育プログラムが準備されている。講師陣も府内の実践者だけでなく、大学教授などが受け持つことが多い。

国民の期待に応え常に最高の仕事をすると言う、いわば仕事のためとはいえ、日々の業務に追われ時間の余裕がない中でも続けられるとのは、一種の才能であると言える。常にリ・スキリングを行なうことができるのがもう一つの武器である。



2025年1月26日日曜日

Day303 得意技

 宮支えの職員は、忖度という得意技を駆使して、日常的な仕事をこなしている。忖度とは、要領を得て、目的を達成するために、正式な手続きから多少外れ、柔軟な対応をすることをいう。この技は、宮支えの職員が日常的な仕事をこなす上で、非常に重要な役割を担っている。

一方で、宮支えの職員は、他部署への依頼を行う際には、忖度をさせないように明示的な文書を作成する能力を持っている。明示的な文書を作成することで、仕事が遂行される上でのミスを防ぐことができ、効率的な仕事の遂行が期待できるからである。また、明示的な文書を作成することで、仕事の遂行における透明性や可視性が高まり、公正な審査や判断が行われることが期待できるのだ。

別の視点で見ると、宮支えの職員は、明示的な文書を作成することで、自分自身が行った仕事の正当性を証明することができる。さらに、明示的な文書を作成することで、仕事の遂行においての課題や問題点を洗い出すことができ、改善の余地を見つけることができる

そう考えると、宮支えの職員が、忖度を駆使して日常的な仕事をこなす一方で、明示的な文書を作成する能力を持っていることは、宮支えの職員の質の高さを示しており、重要な要素であると考えられる。

ただし、この能力は、一朝一夕では身に付かない。経験を積むことで養われるものである。向上させるためには、定期的なトレーニングや研修、実践投入による修羅場をふむことが必要である。



2025年1月25日土曜日

Day302 ボトルネックはIT

 あくまで個人の実感であるが、宮支えの仕事においては、時代遅れのパソコンやネットワーク環境が仕事の効率を低下させている。文書の変換でコンマ数秒待たなければならず、ファイルの展開にも時間がかかるし、メールの表示にも数秒かかる。思わず他の仕事に取り掛かりたくなるレベルの遅さで、人の思考が途切れる。少なくとも私は途切れてしまうので、再度トレースし直さないと調子が出ない。これは、私が宮支えの仕事を効率的に行うためには、最新のパソコンやネットワーク環境が欠かせないということを示していそうである。

時代遅れのパソコンやネットワーク環境は、宮支えの仕事において、障害となっている。例えば、パソコンが古いために重いプログラムは起動できても落ちる。手戻りが発生するので仕事が遅れる。また、グラフィックボードを積んでいないので、画像処理能力が低く、低解像度でのオンラインミーティングを強要される。ネットワークが遅いことも起因していると思うが、快適に仕事ができていない。

これらの問題は、宮支えにおいて、大きなストレスや負担を引き起こし、仕事の効率を低下させている。それは、宮支えの職員が、国民の期待に応えるために、最善を尽くすことができなくなっていることを示している。

宮支えの仕事の効率を高め、国民の期待に応えるために、最善を尽くすには、最新のパソコンやネットワーク環境が欠かせないことを強く実感している。時代遅れのパソコンやネットワーク環境を改善することが求められていると考える。





2025年1月24日金曜日

Day301 宮支えの面白さ

 国会が始まる時、国民の代表である議員たちが集まり、国の大事な決定がされることを宮支えの場では特に実感できる。それは、宮支えをしている面々が日々努力し、国民のために働いていることが、実際に国民の生活に直接影響を与えることになるという高揚感をもたらしている。

また、国会では、様々な立場・意見が交わされ、議論が繰り広げられる。マスコミはダイジェストで伝えるしかないのと視聴率という行き過ぎた指標に支配されがちなため、ニュースになるような場面しか切り取らないが、大半は至極真っ当なことを言っている。また議論の質問は、宮支えの人間が持つ考えを改め、新しい視点を得るための貴重な機会でもあるだろう。

一方で、国会が始まると同時に、宮支えを行う者は責任を感じ、身が引き締まる思いになる。議員たちが決定をするために必要な情報を正確かつ迅速に提供することが求められ、議員たちが決定した政策を適切に実施するために、宮支えを行う者達は全力を尽くすことが求められるのだ。

だから、不夜城などと言われるのだが、国会が始まる時の高揚感と責任を背負いながら、国民のために尽力していることが実感できるので、実行できるのである。



2025年1月23日木曜日

Day300 まつりの始まり

 国会は、国民が一つになって共に考え、話をし、決定をするまるで祭りのような感覚を持つ。そして、その祭りが始まるときに正確には天皇陛下が開催宣言をするのだが、質疑に関しては首相がその口火を切る。案外これが感動的である。

立ち返ってみれば、首相は、国民の代表であり、国家の最高責任者。彼が国会を開始することは、国民が共に考え、話をすることが大切だということを象徴している。そして、首相が口火を切ることは、国民が一つになって共に考え、話をすることができる国家を実現するために、首相自らが先頭に立つことを示しているのだ。

また、首相が口火を切る時には、国民が抱える問題や課題に対して、首相がどのような考えを持っているかが明らかになる。それは、国民が首相の指導の下、共に考え、話をすることができるという信頼関係を築くために重要である。

首相が口火を切る時の祭りのような雰囲気と、首相が国民の代表であり、国家の最高責任者であることを示す意義を感じながら、国会を見ている。これは現場に近いところに居ればこその体験である。



2025年1月18日土曜日

Day299 神輿の原理

 支える大臣の話を見ていると良い意味で神輿の原理に似ているとつくづく思う。

悪い意味では、上にちょこんと乗っている。であるが、今回の場合は、担ぐ人と神輿の上に乗って指揮する人の両方がいないとうまく回らないという話である。

大体、大臣が話す内容は、大臣が大まかな指示を出して下のものが原稿を書いている。事実関係だったり、細かいニュアンスだったり、句切れの良さなどを加味して作成しているのである。その中に一言二言加えることができるし、それを受けて大臣が情熱を加えて伝えるのである。

読み上げ原稿は事前に知っているので、演説の場は一度見たドラマを見ているよう。ただし、演者による演出付きである。これは、担ぐ人と担がれる人の双方の息が合わないとグダグダになるし、場合によっては双方に怪我人が出る。その辺りはまさに神輿と同じ。政は祭り事である。



2025年1月16日木曜日

Day298 作る文書までミニマム

 宮支えの場は、言葉と文書。したがって、他の意味に取られないように正しい日本語を駆使して、正確に伝えることが要求されている。そのため簡潔に少ない言葉で示される。如才なきことですが、など一般的には使わないが、ここでは頻繁に出てくる。

と、簡潔に少ない言葉で示す必要性はどんなシーンでも民官関わらず要求されていることであるが、特に宮支えでは顕著。さらに文書の上長を嫌うのでとにかく少ない言葉で表されることになる。蛇足だが、首相の〇〇というのは、このことで・・とか、言葉が入った、とかが話題になるのはそう言った背景があるからである。

ところで、あまりに行きすぎているのではないかな?と思うことがしばしばある。

少し前に話題にしたロジスティックだが、段取りをフローで示せば良いものを言葉で示すのである。しかも、極めて簡潔な言葉で示されているので、読み解く必要がある。当日の切羽詰まった時に参照したくても読み解く必要がある。なんの為の文書なんだろうと思ってしまう。もしかすると、慣れてしまうと極めてわかりやすのかもしれないが。少なくともプロジェクトマネージャー経験者からすると分かりにくいことは確か。ミニマムも良し悪しである。



2025年1月13日月曜日

Day297 民間との違い

 民間との違いは多々あるのだが、まず影響を及ぼす範囲が違う。

私の出向元企業は世界的な企業なので、及ぼす影響は日本国内に留まらないのだが、それでもやはり民間である。広いものの極めて限られた事業分野だけであり、競合となる会社も複数あるので、代わりが利く。言ってしまえば、関係者でもなければ、会社が無くなったところで個人の生活に影響は出ないのである。

一方で、宮支えの場合、国外への影響も日本くらいになるとそれなりにあるが、とりわけ国内は絶大である。無くなったら大ごとだし、色々決められる。何せ、憲法で定められているくらい強力な権限を持っているのであるから。

そうなると、未来への影響も大きい。そんな影響を及ぼせるのは宮支えならではの仕事である。一度くらいは、そんな場に身を置いても良いのではないかと思う今日この頃である。



2025年1月12日日曜日

Day296 紙対応

 想像以上の対応を受けた時の賞賛に神対応というのがあるが、今回のは紙の取り扱い。紙対応。

デジタルトランスフォーメーションが言われているが、その最初のステップが、PC等で見られる状況にするデジタイぜーション。紙から脱却することである。

これはシンボライズされている。PCやタブレットで見ることがDXではない。紙からの置き換えでは単なる劣化である。視認性、一覧性において劣っている。場合によっては検索性も劣るのである。検索性については、電子書籍と普通の書籍で一度読んだ本のページを探すことを思い起こせば実感できると思う。電子書籍だと、この辺にあったはず。が、まず出来ない。

デジタル化した際に、アナログからの情報がまだまだ抜け落ちているのだ。特に情報がすぐ必要になる場合に、デジタルでは力不足。これと同じことが、宮支えの場でも起きている。神対応のような紙対応が必要なのである。



2025年1月11日土曜日

Day295 働き方を変える

 しばらく前から、働き方改革が叫ばれている。

かつての人生設計のように、一つのスキルがあれば一生食うに困らないという時代が終わりを迎え、2つ3つのスキルを身につけ、その時その時に適した仕事を死ぬまで続ける社会に変わりつつあるからだろう。

というのも、義務感で仕事を続けられるのは一つ程度。好きを仕事にすると辛いよなどと言われたものだが、今や好きを仕事にしないとツラい時代になったのである。

この宮支えの場でも働き方改革が進められている。

与えられた仕事をこなせば、安定したそれなりの給料があり、順調に昇給して行く上、国に影響を及ぼすほど影響力のある仕事である。なんの文句があるのか?と外野からは野次が飛ぶだろうが、中の人はそれはそれで悩みが多いようである。

まず、自分がどのように貢献できるのか細分化されすぎて、それが分かるような仕事に着くまで年次がかかる。特に同級生と比較されてしまうとキツイ。同級生の多くは、プライム市場に上場している会社にサラッと入って行くような人たちばかりであり、年収も任される仕事の幅も見劣りしてしまうのがほとんどケースである。

入った当初は志高く意気揚々としていても、数年間も何に貢献しているのか分からないような仕事についていると、人間腐るものである。

実は年次が上がると動かせる範囲が広がるので仕事のやりがいは高まるのであるが、その状況になるまでが難しい。そんな状況なので、働き方改革が叫ばれるのである。その中身は、まだまだ働かせ改革あるいは振りすぎた仕事モードからプライベートの充実へバランスを取ることの段階にある。宮支えの働き方改革は、これからである。



2025年1月10日金曜日

Day294 段取り命

 段取りをロジという。これはスラング。一般的にロジスティックスといえば物流を指すので、初めに聞いた時は、何か運ぶのか?と思ったものであるが、答えは会議の段取り。

宮支えは滞りなく進むことが至上命題であるから、この業務は重要である。民間でも重要である。とはいえ、年次の低い若手の仕事であることが多い。

重要な部分を任せているようにも見えるが、企業からの出向者にさせている部署もあることから、やれて当然。でも重要。そして面倒で手間のかかる仕事なので、自分はやりたく無い。という位置づけである。

慣れないといけないので、仕事の改善までできる頃には配置換え。企業からの出向者は、改善したところで自分や会社の利益につながらないから改善しない。何なら、残りの日数を数えて耐え忍ぶという生活を送る猛者までいる。

企業からの出向組の多くは、その会社で将来を嘱望された人が多い。若手というより、中堅に入りかける年次である。そのような人に若手と同じ仕事のみをさせ続けるなら、帰ってから良いように言われることがなかったり、もう2度と宮使えには出さないという判断だったりがされる可能性がある。前者にしたって、将来出世するのは目に見えているので、自身の過去を振り返ると協力しないと思うのが筋だろう。

段取り命も良いのだが、行き過ぎると自身の首を絞めることになる。国の中枢にいる人たちはそういったところにも気を配れるともっと良くなるはずだ。



2025年1月6日月曜日

Day293 職場環境

 働く上で知っておきたいことの一つに、職場環境がある。

人の関係性は言うに及ばず。ただし、上司によってガラリと変わるので、当てにならない。

比較的変わらないのは、住環境。スペースにゆとりはあるのか?暑いのか?寒いのか?などである。

この時期の宮支えの場の場合、大概が寒い。特に窓の側などは、寒い。人のいない部屋などは結構酷い。したがって、局長クラスの個室は寒い。いろいろな意味で近づきたくない(笑)。しょっちゅう報告に行って、熱い議論が行われるものの、人口密度は低いので寒いのだ。意外かもしれないが、見た人ほぼ全員ジャンパーを着込んでいる。ジャンパーを着込んで事務作業をしている人などは、工場のラインリーダーくらいなものかと思ったら、ここにも居た。

美味しい思いをしている人は、皆無。ニュースに出るような話は、珍しいから報道になる。皆、実直に仕事をしているのである。


2025年1月5日日曜日

Day292 新年明けました

 年が明けて、新しい暦がスタートした。

暦年と年度という考えがある。カレンダー通りの年と事業の区切りの年である。

一致していれば問題ないのだが、ズレているのがほとんどの場合。大体において年度は3月締めの4月始まりであろうか。

宮支えの場でも、暦年と年度は違っている。4月始まりである。

何に問題があるかといえば、統計データの区切りである。

巨大なエクセルファイルで管理しているので、年を跨ぐと行がずれる。参照先が変わるので数値が変わる。これの対策は、人によるチェックしか、今のところはない。暦年もずれれば、4半期もずれる。ここまで変わると、何が起きてもおかしくないのである

また、季節性を排除した数値(これを季節調整値という)を作っているのだが、これもまた暦年で出来上がっているものについては、今年1年分の予測値を作り込まなければならない。

これらが同時に起きるので、すったもんだの大騒ぎとなる。年1回なので、技術も伝承されない。偶々、スキルの高い人がその課題に当たった時にエクセレントなやり方で凌げるのだが、これまた伝承されることがない。かくして、毎回同じ壁にぶち当たるのである。何とか成らないものか・・・



Day376 使命感と共感に満ちた日本の未来へ

 私の宮仕への出向が終了を迎えた。 長いようで短い2年間であった。 この貴重な体験を振り返ると、民間では決して味わうことのできない数多くの気づきが得られた。最終的な上司が大臣であるという特異な環境で、自分の作成した資料が局長に渡り、大臣が総理大臣へ報告する資料の一部となっていった...