宮支えの仕事は、始まるまでが長いと感じることがある。実際、外から眺めていた時の自分がそうだった。よく言われることとして、緻密な計画と調査、審議の過程を経て、プロジェクトがスタートするまでの時間がかかるとされている。その通りである。しかし、一度始まるとその速さには驚くべきものがあるのも確か。この特徴は、宮支えの仕事のなかで良い部分として挙げることができる。
宮支えをするものたちは、プロジェクトや政策を始める際には慎重な準備と詳細な計画を行なう。国民の利益を最大限に守りつつ、適切な方針や手続きを確立するためである。あとは、悪い方のツッコミが来ないようにすること、来た場合でも対処できるようにすること。これらの準備が整わないと走り出さないのである。確かに、このような始まりの過程は、信頼性と品質を保つために不可欠なステップではある。
そして、プロジェクトが一度スタートすると、宮支えのものたちは驚くほどのスピードで行動する。情報の収集や意見の収集、対話の促進などが迅速に行われ、方針や政策が具体化されていく。思い返して欲しい。彼らは受験戦争の勝者である。多いときで大学受験者は50万人いたが、作業を効率化できる人の中でもほんの一握りのトップ層の人間がここに居るのである。早いわけである。これは、公共のニーズや変化する状況に対して素早く対応できるという結果を生む。そのスピード感と短期間での成果は、宮支えの仕事の魅力の一つといえるのだが。
一方で、宮支えするものの弱点とも言えるのが、停止や方向転換が苦手なこと。一度プロジェクトが進行してしまうと、新たな情報や変化に適応するのが難しい。実現可能な計画が立てられ(その時点では)、実現できないとなると遂行者の力不足というレッテルが貼られることとなる。そうなると宮支えの人生は終了なので、何がなんでも行うのである。宮支えする人も同じ使われる側の人間である。ただ、計画時点で撤退ポイントや計画を見直すポイントを作るなど、計画に柔軟性や臨機応変さを予め持つ必要があるかもしれない。
これからの宮支えの仕事においては、始まるまでの準備とスピーディな行動をさらに統合することが求められるだろう。これまでと同じやり方で、一つ一つを早くしても大きな成果は得られないだろう。もちろん、早い段階で情報収集や意見交換を行い、プロジェクトをスタートさせる際には、柔軟性を持って状況の変化に対応することが重要ではあるし、途中で方向転換が必要な場合にも、迅速に判断し行動する力を養うことが、仕事の質を向上させるポイントとなることは変わらない。しかし、計画は変えるものであるという意識を持って立てないと変わらない。
宮支えの仕事は、始まるまでの時間がかかる反面、一度始まればそのスピードと効率は驚くべきものだ。これからの時代においては、素早い対応と柔軟な適応力がますます重要となることから、この双方の要素をバランスよく組み合わせて、より質の高い公共サービスを提供していくことが求められる。今のうちに柔軟性のある計画を立てたり遂行する準備を整えておきたいものである。