2024年2月9日金曜日

Day139 仕事を無くすのが仕事

 これは、自分のポリシー。

仕事は、今自分がやっている仕事を無くすのが仕事であると思って仕事をしている。

つまり、自分が居なくなっても、同じ結果を自動的に出せるということである。仕事の生産性は、出したアウトプットを費やした工数で割ることで出すが、分母が0ならば生産性は無限大である。

全ての仕事は、そこを狙うべきだと常々考えて実行しているのだが、今の部署でも、分子部分を多くすることを求められるが、分母を減らすことについては関心がない。

もっとも、これまで出向元の企業でも理解されたことがないので、官に限ったことでは無い。こうなると日本という国自体の考えなのだろう。本当にゼロにすると不思議がられる。これ以上ない成果のはずだが、大した評価がされないで、新しい仕事を探すことになる。ダラダラやって、分かりやすく効果が出たと言ったほうが評価されるのである。

する気もないのに生産性を語るのは、真面目に実行している人間が割を食う。しかし、すぐに考えを変えられるほど器用ではないので、今日も成果を無限大にして、新しい仕事を探すのである。



2024年2月8日木曜日

Day138 エライ人はヒマにさせてはいけない

 とは、言い得て妙である。

国会議員から、説明を求められることがある。特に国会開催中に多い。閣僚会議などで公表した資料に関連したものがその対象である。

質問を受け付けたのちに、各部門へ振っているのだが、縦割りの良くない部分が出る。受付は来るもの拒まず。各部門に振るだけ。受けた側はただでさえ、アホみたいに忙しい部署にしてしまっているのに、さらに忙しくなる。ワークホリックここに極まれりと言わんばかりである。

中には、質問されていらっしゃいますが、ご自分の専攻は何でしたっけ?何のために結構な税金をお使いになって秘書官を雇っているの?という質問事項が見られることがある。しかも、ちょっと余裕があるのかな、と思われる時に限って、出てくる。きっと、忙しかったら質問しないのだろうなぁという質問事項だ。

エライ人は、ヒマにさせるとろくなことをしないようである。

子曰く、小人閑居して不善をなす。

不善では無いのだが、そんな言葉が浮かんできてしまった。



2024年2月7日水曜日

Day137 北方領土の日

 北方領土の日というのがあるらしい。

これを声高に言うのは、右でも左でも寄ってる人が多いので、敬遠される傾向がある。

北方領土返還要求運動を活発にするため昭和55年に設定したそうである。日付は、1855年に日魯通好条約が結ばれたことに因んでいるそうである。

経緯などは、北海道庁のWEBページでの解説が分かりやすい。

北方領土は、北海道の北東にある、国後、歯舞、色丹、択捉の4島である。これらは、第2次世界大戦後のどさくさに紛れてソ連が占領し、それ以降ソ連の占領下になっている。そのほか、樺太も本来は日本の領土なのだが、国際的には宙ぶらりんである。という認識。

歴史的経緯などを見るとそうなのだが、実効支配というのもあり、70年も経っちゃうとね・・・というのがある。

国の納め方は民主主義だが、世界との境はいまだに帝国主義である。日本は周囲を海に囲まれているので、国の境目を実感できる数少ない国だが、だからこそ、一方で鈍感な人が多い。

知床半島の先端に立って、海を見ると良い。

目の前に占領されたことで日本とは呼べなくなった島が広がっているのだ。これを見て恐怖を抱かない人は居ないと思う。百聞は一見に如かず。北方領土とは、国際を実感できる風景なのである。



2024年2月4日日曜日

Day136 謎の仕事

 役所は前例踏襲型で仕事が進むので、謎の仕事がある。

本来は意味を持っていたのだと思うが、マニュアル化された時に、当時の魂が抜け落ちて作業のみが残ると、謎の仕事の出来上がりである。

デジタルトランスフォーメーションという言葉が流行ったが、肝は仕事の見直しである。なんでも自動化するのではなく、やる意味のある仕事を残し、その仕事を自動化するのである。

自動化が先ではない。

しかし、役人のマニュアルを見ると、作業手順はリッチながら、仕事の意義が書かれていないものが、本当に、多い。本田技研工業だと、A0は何だ?と言われて一瞬で瓦解するだろう。

今日も、謎の仕事に手をつけねばならない。当初の魂を掘り出し、正しい仕事をやろう。



2024年2月3日土曜日

Day135 テレワークの目標

 感染症の広がりもあって、テレワーク実施者5割が目標として掲げられている。

正直なところ、頑張って5割かぁ、低いなという感想を持った。

というのも出向元では、製造現場で100%は無理だが、テレワークを原則としていて、実際ほとんどがテレワークである。

なので、デスクワーク10割の機関が、そのテレワーク率では低いなぁと思った次第である。

ただ、一筋縄ではテレワーク10割は難しい。これまで上げようとして上がってこなかったのには、ワケがあるのだから。

自社の経験からのポイントとしては、コミュニケーション手段がリッチになることが必要である。IT機器の性能をあげたり、回線速度の増強、使いやすさを上げるために複数台のモニターを準備するなどが必要である。

いずれも金がかかる部分である。

しかし、投資に見合ったリターンが期待できる部分でもある。もし、属人的な手当があるなら、こういったIT機器を揃えるために手当を作っても良いと思われる。

企業はトップ自ら動くことで、企業が変わる。国も同じ。トップが変われば国が変わる。まずは、役人が動こう。



2024年2月2日金曜日

Day134 体が資本

 働きやすい環境になってきたとはいえ、無茶振り?は出てくる。霞ヶ関ならではの一つに、国会議員とのやり取りがある。

国会議員が仕事の発注者であるので、基本は断らない。しかし、そのオーダー方法は結構な無茶振りが多く、20時頃に遅くても明日の朝で良いよ、という。

パワハラとしか思えない。しかも、オーダーを受け取ってきた以上、宿題を返さなければいけない。担当者は資料ができるまで帰れないし、上司は確認できるまで帰れない。いきおい終電にかけ乗るということになる。

気合と根性で解決する世界が、ここにはまだ広がっている。サラリーマンは体が資本だが、公務員も体が資本である。

来たれ、脳筋メンバー。



2024年2月1日木曜日

Day133 異動の挨拶

 役所は異動が結構ある。

というか、2年を一区切りとして、どんどん新しい部署を経験していくゼネラリスト養成所である。

昨今のスペシャリスト育成とは離れているのだが、ポテンシャルが高いなら、この短い期間の中であっても専門家と呼ばれるレベルに上り詰めることができるので、これはこれで良い制度である。

そのような中で、変な制度や仕組みが習慣として残っているのは、みた時に違和感として感じる。

その一つが異動の挨拶。「私事で恐縮ですが、〇〇へ異動することになりました。後任は××となります。」というメールが来ること。全く、ワタクシゴトではない。業務命令で異動が告げられているのだし、後任に仕事を引き継いで紹介しているのだから、なんなら業務上の連絡である。

何か、ワタクシゴトにしないといけない理由があるのだろうか?今のところ、わからない。



Day376 使命感と共感に満ちた日本の未来へ

 私の宮仕への出向が終了を迎えた。 長いようで短い2年間であった。 この貴重な体験を振り返ると、民間では決して味わうことのできない数多くの気づきが得られた。最終的な上司が大臣であるという特異な環境で、自分の作成した資料が局長に渡り、大臣が総理大臣へ報告する資料の一部となっていった...