2023年9月13日水曜日

Day48 育休制度

 公務員の間でも男性の育児休暇が制度となっている。

期間は1ヶ月。しばらく前までは5日だったようなので、大幅な進化。

男性の育休は民間では取る人が増えているし、出向元では結構普通のこと。多少、仕事が滞るが1ヶ月なんてあっという間。やるべきことは多いので、その部分の遅れを復帰後にリカバリーする計画を持っておけば何とかなる。とはいえ、公務員の、この仕事のサイクルだと取れる部署や人は限られているだろう。

ただ、自分や周りの経験から、育児休暇はぜひ取るべきだと思う。子供の成長は早く、二度と戻らないからである。また、お腹が空いたら朝晩構わずに泣き出す赤ちゃんを育てる大変さは男性こそ知っておくべき。仕事に逃げられるが、母親は逃げられないのだ。せめてミルクと母乳を併用して、ミルクは受け持つことにして母親が寝る時間を作ってあげるのが良いだろう。

寝るで思い出したが、子供を寝かしつけるのも一苦労なのだ。あまりに寝付かないので、抱っこしてマンションの階段を上り下りしたところ寝付いてくれた。習慣になると少しずつ距離が伸びて、近所を小1時間散歩してやっと寝るようになった。仕事が終わって一息ついた頃にそれなので結構大変だったが、振り返ってみると良い思い出。

個人的には、そういった苦労を知っているか知らないかは、その後の子育てに大きく影響する。その点からも育児休暇は優先的に取るべきだと思う。

ただ、制度としてあっても、実際に取れるかは別。つきなみだが、職場の状況にもよるし、個人のキャリアをどう考えるかにもよる。とはいえ、そのような制度が存在することは良い流れだと思う。若い子たちには、せめて恵まれた環境を整えてあげたいものである。



2023年9月10日日曜日

Day47 機能付加

文書で説明することが多いのでコピー機が四六時中動いている。忙しさのバロメーターに使えそうな勢いである。

それも、普通のオフィスでは使わないような高速機が、普通のオフィス機のように置かれている。高速機は生産性が命なので、印刷指示をしたら直ぐ出てくるし、バンバンプリントされていくし、使われていない時間が少なくなるようにできているのだ。要は、一般的なオフィス機と比べると1分間に何枚という表示以上に、その生産性には差が出るのだ。

そいつが四六時中動いているのだから、出す紙の量はハンパないのだが、今回は同じ出すものでも見えない音と排気について。

機械からの音はモーターやギヤなどの機械の駆動音だったり、紙を送る際に出る衝突音(結構出るんです)、ステープル(ホッチキスのこと)をする時の音などがある。無音がベストだが、今のところで出来ないので、どれだけ小さくするかがポイントである。吸音材などは付けられているが限界があるので、耳障りな周波数を消して別な周波数にするなどの涙ぐましい努力がされている。

差別化が難しい商品になってきている今、聞いていると仕事が捗るコピー機、心地よくなるコピー機になったら購入が増えて、コピー枚数が増えて、メーカーにはいいこと尽くしになる可能性がある。ぜひ開発して欲しいものである。ハプティクスにこだわるのも良いなぁ。

あと、出すものとしては排気。出したらまずいものを止めているのだが、トナー、VOC、オゾンといったところが代表格。最近、プ◯ズマ◯ラスターとか、オゾンに何やら名称をつけて売り出しているので、今のコピー機のオゾン発生濃度程度なら、いっそのことフィルター取ってしまったら良いんじゃなかろうか?と思ってしまったが、どうせいっその事なら空気清浄機代わりになるコピー機があったら良さそうだ。

現時点でもHEPAを入れているので空気清浄機のようなもの。コピー機のメンテナンスでフィルターのメンテナンスもしてもらったら一石二鳥。オフィスに行くと健康になるという謳い文句のコピー機が出ても良さそうなのだ。



2023年9月9日土曜日

Day46 良きサイクル

 公務員の異動ピークが終わり新しい職場、役職での仕事が始まっている。

以前の担当者までの仕事を確実に引き継いで、さらに何を加え、築き上げられるか?まさに健全なるプロセスが回っている。前例踏襲というヤツである。

実際、周りの様子を見ると忙しい雰囲気がバッチリ出ている。

世界の動きに待ったは無いので、常に忙しいのが当たり前ではあるが、巨大なイベントが終わった端境期のはず。やはり異動後で皆オーバーワークしているのでは無いかと勘繰ってしまう。

ここが暇だと、日本大丈夫か?と考えてしまうが、忙しすぎて余力が無くなってしまっても変化のきざしを受け止めることができずに後手に回ってしまう可能性がある。

近年の地震や災害予知は、三振しても良いから見逃しはしないという。画期的であると思う。一方、一般的な公務員が三振は御法度だろう。むしろ見逃しのほうが自分の評価は悪くならずに済むから、どうしたってそちらに流れる。余程のことがなければクビにはならないが、昇格する機会が減ったり、面倒な部署に回ってしまったり真綿で首を締められるような評価がついてしまうのだろう。

評価者あっての仕事ではあるが国民はきまぐれ。サイレントマジョリティの把握、ノイジーマイノリティへの過剰反応防止、さらにチャレンジと成功に対しての報酬といったあたりをしっかり評価へ組み込めれば、さらに良くなっていくと思うのだが。



2023年9月8日金曜日

Day45 チカラ仕事

 チカラ仕事が割と多い。

上長への説明の際に辞書のような厚みの資料を持ち運ぶといった、力そのものを必要とする仕事。

即時対応を行うために待機が要請されることからの長時間労働という、体力を必要とする仕事。

シンクタンクなので情報を短時間で収集しまとめ上げるという、知力を必要とする仕事。

他の省庁のとの協議をスムーズに進めるために不安な部分を見せないという、胆力を必要とする仕事などである。

ここに、自分の仕事範囲をしっかりと行うというナワバリ力も必要である。これを発揮するためには、傾聴力も必要となる。出された課題をしっかり把握して、自分の課題なのか、チームの課題なのか、部署の課題なのかを素早く判断して上司に報告して対応につなげる必要があるのだ。

こうやって見ると公務員に限らず、仕事の上で必要とされることが全てある。私企業が劣るわけではないのだが、致命的な失敗は除き大体はリカバリーのチャンスはもらえる。とすれば、欠けていると成り立たないのが公務員の特徴と言えそうだ。知的体育会系と一部から呼ばれるだけある。



2023年9月7日木曜日

Day44 チェック・チェック・チェック

 作成した資料は、とにかくチェックが入る。

というのも、このデータを元にして新たなデータが作られていくからである。

そうなるとパソコンのモニターなど、光を発するものでのチェックは出来ないと考えるのが良い。統計的なデータは見たことがないので経験則だが、光が反射されて目に入る紙のような媒体と光を発光して目に入るテレビやスマホ画面のようなものでは、情報に対しての批判的姿勢が変わってしまうのだ。

紙の場合は批判的に内容を見ていくが、画面の場合は受け入れるのが前提で見てしまうということ。個人差はあると思うが、殊更素直に意見を聞くことができる性格なら、この傾向は顕著に出ると思われる。何といっても、私はこの点で非常に苦労しているのだ。

仕事の関係上、多重のチェックが必要である。なんせ、通常の作業では変わるはずがない場所も、原因不明で変わっていることがあるのだ。チェックは広い場所に及ぶ。

ルーティンワークの正確性と速さにおいて、人間は機械に敵わない。新しい仕組み・ルールづくりなど、機械にできない部分を担うのが人がすべき部分である。

ただ、いわゆる守・破・離のステップを踏まないとそこまで到達できないのが難しいところである。これはDXが当たり前になっても、どうにも難しい部分である。



2023年9月6日水曜日

Day43 勉強の習慣

 公務員は呼吸をするが如く勉強をする。

定期的な異動が起きるので、そのさきで新たなことをどんどん覚えていく必要がある。一方で、受験戦争の勝者のようなものだから、これまでやってきた生活習慣の延長をしているだけとも言える。

いずれにせよ、必要であり、これまで慣れ親しんできた習慣でもあるようだ。

子供たちの疑問の一つに、この勉強は何に役立つのか?といったものがある。知識そのものは役に立つこともあれば役に立たないこともある。確実にいえるのは勉強する習慣そのものが大切であるということだ。

ただ、これは厄介な代物である。獲得してしまえば当たり前過ぎて忘れてしまう。獲得するまでは苦行でしかない。獲得するにも、作業のストレスから逃げるために他の作業をしながらが身に付いてしまうと、飛んでもなく効率の悪い習慣が出来てしまう。

親は心を鬼にして正していく必要があるのだが、それができるのも小学校低学年まで。それを過ぎてしまうと直すのは困難である。そこまでに便利だったり、スマホやゲームなどの脳に快楽を与える道具を制限無く与えないというのが、できる限界であろう。

正解は分からないが、失敗は分かる。失敗が分かった時には既に遅い。非常に難しい子育ての期間を上手く乗り越えた親と子のみに得られるのが公務員の切符のように見えた。



2023年9月3日日曜日

Day42 人事評価

 公務員には人事評価が半期に一度。能力評価が1年に1度ある。

基本は自己申告制で、評価者が自己申告を元に修正をしていく。

この辺りは企業の評価と割と近いものがある。非評価者へのマニュアルはもちろんのこと、評価される基準についてもマニュアルでしっかりと定義され、評価者がすべき評価方法や考え方も規定されている。さらに評定に対して文句を言う制度まであるので、この辺りは企業よりしっかりしている感じである。

ただ、評価項目には違いがある。

評価項目は企業風土を反映したものになるから一概には言えないものの、企業の多くはチャレンジのような項目があり、それは割と重要視されているのが普通だろう。一方で、官庁ではチャレンジに対してのウエイトは高く無いようで、むしろ企業だとあまり聞かない正確性や確実性が最上位にくる。

所変われば品変わる。イノベーティブな解を見つけるために失敗しながら試行錯誤することは、評価対象外どころか落第ということらしい。失敗は成功の母なんて考えで挑むとヤバイことになりそうだ。



Day376 使命感と共感に満ちた日本の未来へ

 私の宮仕への出向が終了を迎えた。 長いようで短い2年間であった。 この貴重な体験を振り返ると、民間では決して味わうことのできない数多くの気づきが得られた。最終的な上司が大臣であるという特異な環境で、自分の作成した資料が局長に渡り、大臣が総理大臣へ報告する資料の一部となっていった...