2024年3月18日月曜日

Day160 季節調整

 という操作がある。

人間の活動は、ある一定の周期がある。日、週、年の単位だったりする。

例えば土曜や日曜が休みの人が多いので、週末にはものが売れやすい。年末になると年越しのための物入で購入が多くなる。4月の新生活に向けて準備するなどである。

この波があると人間は認知しにくくなるので、均して数字を眺める必要がある。

週末は毎回多くなるから少し下げて、他の曜日と同じようにする。その上で動きがあれば、それは何か特別な理由があると考えるきっかけになる。

そのような操作を行うのが季節調整である。やっていることは、ある期間を平均して、ちょっとずらして、また平均。という作業を繰り返す。原理は簡単だが、効果はテキメン。さまざまな現象が見えてくる。誰が使っているのだろう?という疑問は出るが、こんなことをやっている人達がいるというが国の仕事の面白いところ。

経済学を学んで極めたい人や学びの結果を応用したい人には垂涎の的の職場だろう。



2024年3月17日日曜日

Day159 窓の外

 都心の一等地にあるので、窓からの眺めは良い。都心なのに緑が見えるし、空も広い。

このような環境は、そうそう、ない。

晴れた日は、空の青と地面の緑のコントラストが素晴らしい。夕方になれば、夕焼け空。夜になれば、とある建物がライトアップされ、夜の黒との対比が良い。雨が降ってもオツなもので、雪が降ったら白との対比。都心で自然と建造物が同時に眺められるのは贅沢である。

のだが、窓を見るのは一瞬。文字通り、ホッと一息ついたら仕事に向かうので、次に見るときは、空の色が変わっている。

今日も窓の外を見たのは、片手で数えられるくらいだったなぁ。



2024年3月16日土曜日

Day158 こんなところにもホメオスタシス

 ホメオスタシスとは、元の姿に戻ろうとする生物の持つ能力の一つ。

官僚の世界は、かっちり作られているので、なかなか変わる/変えることは難しい。

まるで生物のようである。

今日は、こんなところにもあるのか?という現象に出会した。

エクセルファイルである。

なぜか、設定した条件が元に戻る。例えばプリンターの設定。

最後に使った条件で次も出てくるのが普通。というか、そういう設定にしている。しかし、デフォルトなのか、両面設定が毎回出てくる。時間勝負の時にこれをやられると非常に頭にくる。

そのほか、バーをカスタマイズしても覚えてくれずデフォルトになる。極め付けはファイルが先祖返りする。計算式など新しい情報を加えて保存したのに、保存されていないのか、元に戻っている。

こんなところにもホメオスタシス。嫌な現象である。



2024年3月15日金曜日

Day157 シンクライアントPCでよかった瞬間

 ほとんど無いのだが、珍しく体験した。

それは、実際に動いている本体は別にあり、手元の機体はただのコントローラでしかないという特性が活かされた場合。

一度走らせると膨大な時間のかかる計算を行なっている時のこと。計算も半ばまで進み、このまま順調にいけば、あと数時間で結果が出そうだった。

その時、メモリーが足りないのでファイルを閉じろというポップアップ。普通のPCでは見かけたことの無い指示であり、どうやらシンクライアントならではのものというのは、後に分かったこと。

しかし、こんな所で再起動なんて食らった日には、これまでの計算が水の泡。だんまりを決め込んで無視していたら、ダメだった。シンクライアントの画面が閉じてしまった。

あぁ、やられたと諦め、再起動したところ、何事もなかったかのごとく、普通に計算が続いていた。シンクライアントで良かった〜、と、ホッと胸を撫で下ろす瞬間だった。

そもそも、メモリーが足りないとか、あり得ない。元凶はそこだろう。

そのほか良いことはあるのだが、またの機会に。



2024年3月14日木曜日

Day158 分類の奇妙

 日本で見かける変な分類の一つに経済学を文系にしていることがある。

私は経済学を専攻していないのだが、数学科の友人は、金融だったり経済学などに進む人もいた。同じ理学部とはいえ化学と数学では世界が違うので、普通、交流は、ない。

それが、数学科から経済学、金融などへ行くという事実に、当時はびっくりしたものである。しかし、自分が経済の末席を穢すようになってからは、扱っている関数などは簡単なものであるものの、これこそ数学以外の何者でもないと実感できるようになった。もっとも、量子力学なんかが金融に出てきたら、観測者の影響が出たり、お金が消えてしまうので、むしろ出てきて欲しくない。

さて、日本の学校教育で、経済学を文系の科目にしているのは、結構な損失を産んでいるのではなかろうか?数学を極めた先に、学校の先生やSE以外の道を示すだけだなく、とんでもない大金持ちになれるコースが隠れているのだ。

ちなみにSEも、世界的に見るとおかしい。システムエンジニアは、プログラマーではなく、プロジェクトを仕切るリーダー格の仕事。大きく活躍できる仕事に対する間違った認識は正したくなる。



2024年3月11日月曜日

Day157 引き続き注視して参る

 ものは良いようではあるが、引き続き注視してまいると言う答弁がある。

国会議員の先生からすれば、この官僚答弁は何もしませんよ、とイコールのように捉えているようである。実際、大方当たっている。

なので、国会議員の先生方は注視した結果をどこかで確認すれば良い。のだが、質問した方が忘れてしまうことが多いようで、確認されないのだ。

しかも、官僚側には過去のQ&Aがたんまりあるので、同じ答弁だったり、その時の続きを調査して答弁を作れば良いので、攻める方が不利という世にも珍しい現象が起きる。

その点、官僚もずるい。過去の答弁について開示すれば、議員から無駄な質問が来なくて済み、より建設的な議論になりそうなものだが、セキュリティやら、当時の答弁とは状況が違うなど色々な理由からやっていない。

とはいえ、FAQのようなもの。民間ならチャットボットを準備しておき、ある程度までの問合せは済ませてしまう。それが生産性の高い仕事の仕方というものである。

これをやろうとしない。個人の知識を組織の知識に変えることこそが、マネージャーや幹部が行うべき真に重要な仕事であると思っているのだが、随分とかけ離れたことをしているようである。どうやら、仕事の仕方については、引き続き注視してまいるようである。



2024年3月10日日曜日

Day156 あいまい

 質問が上手い人は羨ましい。

聞きたいことがはっきり伝わり、相手からはっきりとした解答をもらえる。こんな上手い質問をしてみたいものである。

国会議員は、質問がうまくないと仕事にならない。そのため、質問がはっきりとしている人が多いので、曖昧な質問が出ると問いただすことが多い。

国会では、よくその風景が見られる。

ただ、長丁場であることから、曖昧になることもある。例えば、「基準が非常に曖昧なんですよ!」と問い詰めているご自身の言葉が、既にどの程度非常なのか、曖昧なのだ。

難しいところである。

この場合、「非常に」が無ければ良い。強めたつもりが、ぼやけてしまった。

難しいところである。



Day376 使命感と共感に満ちた日本の未来へ

 私の宮仕への出向が終了を迎えた。 長いようで短い2年間であった。 この貴重な体験を振り返ると、民間では決して味わうことのできない数多くの気づきが得られた。最終的な上司が大臣であるという特異な環境で、自分の作成した資料が局長に渡り、大臣が総理大臣へ報告する資料の一部となっていった...