経済分析の面白さだろうか、当てに行くという行為があるようだ。
翌月の経済指標をさまざまな背景をもとにして推測する。これが病みつきになると立派なエコノミストとなれるようである。
自然科学専攻なので自然を理解したいとは思うが、指標をあてに行くという考えはついぞ持ったことが無かった。あてにいく楽しみを持っている人たちがいることは理解できたが、したいとは今のところ思えない。エコノミストになれるかは、神のみぞ知るところではあるが、新しい考え方に触れることができた刺激的な1日であった。
あるメーカーの新規事業開発者が官僚の世界、それも永田町へ出向。そんな異世界転生して持って行けたスキルは度胸くらい。起きているイベントがフィクションか、ノンフィクションかはご想像にお任せします。
経済分析の面白さだろうか、当てに行くという行為があるようだ。
翌月の経済指標をさまざまな背景をもとにして推測する。これが病みつきになると立派なエコノミストとなれるようである。
自然科学専攻なので自然を理解したいとは思うが、指標をあてに行くという考えはついぞ持ったことが無かった。あてにいく楽しみを持っている人たちがいることは理解できたが、したいとは今のところ思えない。エコノミストになれるかは、神のみぞ知るところではあるが、新しい考え方に触れることができた刺激的な1日であった。
居室は高層階にある。
窓もあり、なかなか見晴らしがいいのだ。都心で電柱もなく、緑も実は多く、開けている場所を眺められるのは、仕事の合間のホッと一息つける瞬間でもある。そして、静かな環境でもある。
場所柄、デモで声を張り上げる人たちが結構いるのだが、実はほとんど聞こえない。
仕事に集中すれば尚更耳に入ってこなくなる。
残念ながら国政と同じく声は聞こえにくいのかもしれない。
庁舎にはセブンイレブンがある。
これが日々の激務を支えるライフラインになっているのだ。
昼食の提供はもちろんのことだが、大概の人は遅くまで仕事をするので、晩御飯はコンビニ弁当となる。ある時刻になってくると、皆そそくさと席を立ち弁当をぶら下げて帰ってくる。そして自席で夕食を取り始める。
コンビニ様様である。
でも、ここまで人のコストを掛けないと維持できない国仕組みというのは、どうしたものだろうか?例えば、皆より早く帰れているという女性職員は、終電で帰る。
若い時期に目一杯仕事の経験をするのは重要だが、色々考えさせられる回答だった。自宅に帰る際にもコンビニに寄るのだろうな・・・。やはり、コンビニは都会のど真ん中でもライフラインなのである。
官僚の仕事は予測することから始まる。
今日は官房長官の会見あるのか。大臣は会見をするだろうか?するならばメディアの記者の質問内容は何だろうか?それを想定して、事前に問答集を準備する。
いわゆるカンニングペーパーの類である。
いい意味での忖度ができるのが良い官僚となる。
平成では多摩ニュータウンでタヌキのぽんぽこ合戦だったが、令和は霞ヶ関で予想合戦が繰り広げられるのである。
10月に入り新しい上司が来た。
前の上司に引き続き日本銀行から出向している優秀な人である。
3つの班をまとめる位置付けになるのだが、一つの班でもすごい情報量なので、これを統合していくのは大変である。が、おそらく数ヶ月もしないうちにできるようになるのだろうと思えた。
特に、私は異動した当時、ここで使っている言葉に面食らったものであるが、新しく来た上司は初日から用語を使いこなしてスムーズに入り込んでいる。初めての出向とのことなので、用語などは知らないはずであるから、日銀でも同じ使っていたのかもしれない。この時点でレベルが違う。日銀のレポートで気になっていた部分があったので、ぶつけてみたい。
蛇足だが、日銀とは何なのだろう?
お金は日本銀行券というし、政府と独立して民間資本が入っている。つまり株式会社の発行する券を有り難がっている。そこが金利の決定権限や紙幣を発行する権限を持っているのは、何やら変な気がする。創立当時に株券を持っている人がその後の利益を享受できる仕組みなのだから。時間ができた際に今一度深掘りしてみたい。
3ヶ月走り切り、周りを見渡す余裕も少しだが出てきた。
見ればパーソナルスペースと呼べるような場所がない。職場には不要とも言えるがホッと一息つける場所が無いと経験上だが作業効率が落ちる。
戦場なので、体調が悪いのはもちろん調子の上がらないものが居るスペースではないと言えばそれまでだが、あまりにも無い。これに限らず人員の替えもほぼゼロ。
BCPの観点からも、あそびは持った方が良いと思う。
こう、省庁に居る時間が長いと一部の備品に生活感が出てる。
冷蔵庫である。
部署で一つ、400リットルなので結構な大きさの冷蔵庫だと思うが装備されている。(飲み物用は別にある)で、大概の使い方は次の通り。朝、コンビニで購入したサラダを入れる。お弁当を入れる。そんな使い方が主なので、ドレッシングは入っていたりする。
変わったところで、帰りに飲む缶ビールを冷やしておくなどもある。日々冷蔵庫を使っているので目につくのだが、銘柄が結構変わっている。製造業的に言えば、先入先だしがしっかりされている、あるいは回転在庫が早いというか(笑)
それより生活感があったのは、焼肉のタレである。
さすがにホットプレートは無いものの、いつ?どうやって?使うのかは今のところ不明である。しかも、ちゃんと減っている。どうなっているんだろう?
シャワールームと和室があれば、もはやここで生活しているとしか思えない・・・
私の宮仕への出向が終了を迎えた。 長いようで短い2年間であった。 この貴重な体験を振り返ると、民間では決して味わうことのできない数多くの気づきが得られた。最終的な上司が大臣であるという特異な環境で、自分の作成した資料が局長に渡り、大臣が総理大臣へ報告する資料の一部となっていった...