この国の公務員は世界一の質を持っていたと過去のように語られる。確かに、この20年近く日本の給与は一向に上昇していないことから、そのアウトプットの質は年々低下しているように見える。これは、国同士の争いなので相対的なものであり、他の国も伸びていなければ、物価が徐々に下がり、人口も減る中においては、むしろ成功している国と言えるのだ。
それは、額面上の金額である名目と物価の値上がりなどを加味した実質という尺度を使うと見えてくる。この辺りは、日銀あたりの経済レポートを見るとしっかり描かれているので、参考にしてほしい。
しかし、相対的なもの、と書いた通り、相対的に見ると日本という国の経済的な位置づけは年々下がっていると言わざるを得ない。かつて成功した方程式に則り続けて落ちぶれていく大企業のようである。
では、中の人たちはどうかと言えば、優秀である。自分達の過去と比べても、今の子達の方が優秀と言えそうなくらいである。そんな彼らが力を発揮できないとすれば、システム側の問題であり、彼らの上に立つトップ層の問題である。自由にやらせてみて、本当にダメな時だけフォローする。本来は、そのような管理で十分なのだ。むしろ、管理ということすら不要かもしれない。
彼らに足りないのは、任せられて活躍する環境。
幹部は、権限を移譲し、若い子たちの尻拭いをすれば良い。「好きにやれ。あとの責任は俺が取る」と言ってくれればそれで良い。それで、この国は復活する。

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