縁あって、組織横断のデジタルトランスフォーメーション推進の仕事に関わっている。DXというやつだ。これはカタカナ用語の最たるもので、とりあえず題目を唱えていれば良いと思っているところから、これこそ仕事の真骨頂と思うところまで、人それぞれである。
私はといえば、真骨頂だと思うが、急速に進めてはいけないと思っているクチである。というのも、仕事の仕方が変わるので、利益を出すのが至上命題の民間企業ですら、受け入れられる人も組織も限られている中、変えないことを良しとする宮支えの場においては、かなりの難題。なので、ひっそり進めて気がついた時には仕事の仕方が変わっている、というのを進めている。
まずは、定まった仕事について、人を介さずに進められるようにする。これにデジタル化が必要であれば導入を促す。同じような項目が他にないか探す。そちらも進めるといった具合である。
ただ、やり始めて分かったこととしては、デジタル化以前なのである。つまり、データセットの作り方ができていないので、そこからスタートする必要がある。例えば、Excel方眼紙あるいは神エクセルが跋扈していること。
入力し直すことが仕事になっている例が多く、高度化されているというか、担当じゃないと分からない変な専門化が行われているのである。まずはこれから始める必要がある。手元から始めて、すでに二人分の仕事は一人でできるようにしたので、生産性は2倍。実は二人分の仕事も10分の1以下の工数でできているので、生産性は20倍以上になっている。ただ、評価はされない。測る手段と評価項目がないからである。最初の一雫は気付かれないのだ。新しいことをする難しさというのは、こんなところにもある。

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