師走を迎えるこの時期に倫理月間として注意喚起がされる。
日本の経済や産業を統括する立場にあると、その権力を目指して様々な話や人がアクセスしてくるらしい。
そのような月間に突入するため、全職員に対して公務員としての倫理を解いたオンラインの教育が行われる。利害関係者からの贈呈は受けない、食事をするときは最悪でも割り勘、車の送迎は無し、など。
まぁ、普通の話である。問題と感じたのは、一切禁止としているところである。
一切禁止した中で育った人間がいきなり接待され始めたら、こんなオンラインの教育で対処できるとは思えない。教育は、教える人の熱を受けて身につく行為である。オンラインは座学以外の何者でもなく、こと倫理については無駄な時間。失敗した人を呼んで体験談を聞いた方がよっぽどタメになる。それに一切禁止などにせず、最低限免疫がつく位の経験は必要悪ではなかろうかと思ってしまう。
一切禁止なので無駄と思わせるか、接待しても結果が変わらないので無駄と思わせるか。悪いことをしようと考えている人には、後者が効きます。前者の方法では、ルールの隙間を突いてきます。一方で仕事を一緒に楽しみたい人を減らすには、前者が効きます。この人と一緒に仕事をしたいから理解を深めたい、食事に行ってみたいというのは普通にやっていると思う。
変なルールで公務員を弱体化させている気がして仕方がない。それが画一的な倫理と呼んでいるものだとすると悲しい。
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