日々大量のデータを扱うのがエコノミストという職業らしい。
扱えるようにするためには、いくつかの変換作業を行う必要がある。これがワンパターンなのだが、セキュリティーの関係や脆弱なソフトウェア環境のためにほぼ人力という状況である。もちろんある程度の自動化は進めているのだが、継ぎ足し継ぎ足しで作っているので迷宮のような複雑怪奇なファイルとなっており、接続部分にはバグが住みついているので同じようなファイルにも関わらず更新できたり、出来なかったりと至る所に落とし穴があるのだ。
このように人間の集中力を削ぎ落とす作業を経て出てきたデータには、それだけで価値があろうというもの。とはいえ、そこから先が真骨頂である。出てきたデータの背景を読み取り、説明的なストーリーを組み立てるのである。
要は、数字を見て物語を組み立てるのである。
ただ、現場現物現実といった三現主義が取れないので、メーカー出身者からすると風が吹けば桶屋が儲かるという話にしか聞こえない。時には、業界団体だけでなく商社やメーカーにまで話を聞くこともあるのだが、統計として現れてくれないとエビデンスとして認められにくいのである。
そのような中で、注意深く追っていくと見えてくる部分があるのは、驚きである。注意深く数字の意味を探るという姿勢があればこそ見つかるのである。
たかが数字、されど数字。世界一優秀な官僚集団と言われた日本の官僚の面影が生き残っているのだなぁと思うことがしばしばである。
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