2024年4月25日木曜日

Day184 チャレンジの二年間

 あるポストが空いた際にチャレンジする公募制度というのがある。

外資系企業の場合は、このシステムで回っているところが多いようだが、日本の企業でも採用している会社が増えている。そして、官庁でも採用しているようである。

民間出向者なので、そもそも応募資格がないのだが、興味深かったのでざっと覗いてみた。

期間は二年間。公募先の組織は、新しい組織であったり、抜けてしまうことがわかっている既存組織であったり、結構バラエティに富んでいるようだ。そして、新しい組織の場合は今の役職よりも上位職に就くようである。原則は2年後に元の組織に戻る。

戻ってくる辺りから、OJT的な要素が強い公募のようだ。

これまでの組織とは縁を切るつもりで動く民間の公募とは、性格が少し違うと感じつつも活動範囲を広げられる機会である。何より自分でやりたかったことと合致するなら、こんな良い機会はそうそう無い。何せ公務員は、余程のことが無い限り職を失うことがない。

民間の場合は、異動申し込みなんぞしようモノなら大変である。快く送り出してくれる上司に出会えれば幸いであるが、普通は報復人事などは当たり前である。それまでトップの成果を挙げていたとしても表彰しないなんてのはザラで、不正な使い込みとかで懲戒免職になる人の評定レベルまで落とされることがあるのだ。自分の話で恐縮だが、異動先の上司から、「お前異動元で懲戒免職級のことやってきた?」と真顔で聞かれた時は驚いた。普通、そんな評定がついたらサラリーマン人生は終わり。そう考えると、よくこれまで生き残ってきたなぁとしみじみ思う一方で、その点、公務員は恵まれていると思ってしまう。

意欲的な人でモチベーションを保てるのであれば、案外、公務員というのはさまざまな機会に恵まれた良い職場と言えるのかもしれない。



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