当たり前の話だが、官僚の世界にも人事評価はある。
自己申告制となっており、期初に上司と目標を設定し、期末にその成果を報告する流れである。上司は、普段のやり取りから評定を行い、のちの配属などに生かすようである。
評定はいくつかのランクに分けており、期待された通りの働きがあった場合に中央値。それ以上であればプラス1、著しい成果があった場合はさらに上の標定がつく。下がる方も同じ調子である。
ただ、企業のように評定が下がると降格人事とか給与が減るとかクビになる。ということは無いもよう。その先の道の選択肢が減る、つまり幹部ポストへの道が狭くなっていくというのはあるようだ。
もっとも、全員が上がれるというシステムは無いので、一人減り、二人減りといった状況になっていく。それこそ、昔遊んだ椅子取りゲームである。
思えば、椅子取りゲームは苦手だった。皆が、最後は誰になる!?と大興奮で取り囲んで言っている最中、新しい席を持ってきて勝手に座る子だった。1つしか無い椅子に向かって他人を蹴飛ばして座るという行為そのものが、自分をとても嫌な気分にさせていた。ゲームだからといえば収まりそうだが、実際はそうではない。振り返れば社会の縮図だったようである。私は、新しい席を自ら用意して座り、物欲しげにその椅子を眺める人が居れば譲り、自分は新しい椅子を探すし、無ければ作ってしまう。どうも、その性格は何十年経っても変わっていないようである。
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