5Sという言葉が製造業にある。
整理、整頓、清掃、清潔、しつけの頭文字をとったスローガンである。
この言葉は奥が深い。
5Sを徹底できている企業は、だいたい良い物作りができる傾向にある。
仕事柄、協力メーカーに出向くのだが、その会社を見極めるときのチェックは5Sである。従業員が挨拶できるようなら、まずレベルが高い。大きな会社であってもできていない会社がある一方で、小さく古くてもしっかりしている会社もある。むしろ、そのような会社のほうが5Sはしっかりしている印象が多い。
私の場合は、現場を見るだけでなくトイレを見る。とりわけ従業員用のトイレに入れる時は、入るようにしているのだが、ここは5S状態がモロバレなのだ。ここに清潔感がある場合、生産するものでの不良は滅多に起きない。
蛇足だが、従業員10名に満たず、築50年は経っているのではないかという建屋に、トイレは建屋の外という会社であったが、使っている機械はよく掃除がされており、屋外のトイレも掃除が行き届いている会社だった。実際に仕事をお願いすると素晴らしい仕事をしてくれる。最初は、うちのような大企業と取引するには小さいし何より品質の担保ができるか分かりません、と言っていた資材も最後にはいい会社ですねという太鼓判がつくようになった。こんな感じで零細企業ながら良い会社を見つけ出すことが多いので、資材担当からは信頼を得ていた。
と、相当道を外れてしまったが、官庁の話に戻ると、トイレは案外綺麗にされている。清掃の方が毎朝掃除するが、私の登頂時間はそれより前なので前日の使い方を嫌々ながら見ざるを得ない。
結構な人数が登庁しているので、あの使用人数に対して考えると綺麗なのだ。
ここが汚かったら、この国どうなるんだろうと不安だったが杞憂に終わって良かった。

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