大学というシステムは、官僚を作るのによくできたシステムである。
官僚の仕事が受験勉強あるいは学校教育の延長のようなものだと感じる部分が、日々の仕事をしていると、結構、あったりする。実際、東大は官僚養成の機関だったわけだし、それを頂点と据える教育ピラミッドにあれば、多かれ少なかれ関連してしまうだろう。
専門を作る前に広くさまざまな経験をさせる。要は詰め込み型の教育の延長。しかし、これまでの人生でこなしてきた人間が官僚になるので、まさに朝飯前である。一方で、これができないと悲惨なことになるので、この適性は重要である。
一生勉強ができる能力は、何にも増して必要というわけだ。これを作る上で、大学を頂点とするシステムは良くできている。
問題があるとすれば、人は次から次へと増えることが前提で作り上げられたものであるということ。
そのため、そう遠くない将来にこのシステムをクリアーして官僚として国を支えていく人材は不足し、国の運営を支えきれない事態が発生するだろう。
制度に則って運用する人間と制度そのものを作る人間は別種だし、制度そのものを作る人間は、ピラミッドから抜け出た人こそが適任であろうということも問題になりそうである。こんなに強固なシステムになってしまうと、直そうにも手が付けられない。困ったものである。
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